1959 イギリス マンチェスターの男性がエイズで死亡 1969 アメリカの少年がカポジ肉腫で死亡 1977.12. デンマークの女性医師グレーテ・ラスクがカリニ肺炎で死亡 1978. 1. ザイールの母子が日和見感染で死亡 1979. 1. ドイツのヴァイオリニストがカポジ肉腫で死亡 1. ザイールでクリプトコックス症が急増 9. ニューヨークの教師ウェリコフ・リックがカポジ肉腫の診断を受ける 1980. ポルトガルのタクシー運転手とパリの2人の女性がカリニ肺炎で死亡 6.29 スチュワードのガエタン・デュガがカポジ肉腫の診断を受ける 9. デンマークの農業技師がカリニ肺炎で死亡 12.23 ニューヨークの教師ウェリコフ・リックがカポジ肉腫で死亡 1981. 6. 5 『MMWR』(疾病週報)がロサンゼルスの5人のカリニ肺炎患者を報告 7. 4 『MMWR』がニューヨークとカリフォルニアのカポジ肉腫とカリニ肺炎を報告 CNNがテレビとして初めてカポジ肉腫の流行を報道 9. ニューヨークのボランティア組織『ゲイメンズ・ヘルス・クライシス』設立 1982. 5. 『ロサンゼルス・タイムズ』が一面で報道 6. CDC(アメリカ防疫センター)が血液製剤によるとみられるエイズ患者を確認 ロンドンのボランティア組織『テレンス・ヒギンス・トラスト』設立 7. ニューヨークのマウント・サイナイ医療センターで国際シンポジウム CDCがAIDSと命名 1983. 1. CDCがエイズの異性間感染を確認 4. 第21回日本医学会総会で上田泰教授がAIDSを指摘 18 『ニューズウィーク』が特集記事 5. 『ジャーナル・オブ・アメリカン・メディカル・アソシエーション』の論文を 契機に日常的接触による伝染の恐れでエイズパニックが発生 評論家ブキャナンが「エイズは神罰である」と酷評 5.20 パスツール研究所モンタニエらのウイルス(LAV)分離が『サイエンス』掲載 6.13 厚生省・AIDSの実態把握に関する研究班発足 ABCテレビ『ワールドニュース・トゥナイト』でキャスターがコメント 11. 国際エイズ専門家会議(ジュネーブ) 1984. 2. サンフランシスコのシャンティ・プロジェクトが活動をエイズに限定 3. 厚生省が「エイズの臨床診断の手引き」を作成 5. 4 ギャロ教授のエイズウイルス(HTLV-III)分離が『サイエンス』に掲載 6. 4 哲学者ミシェル・フーコーがエイズで死亡 9. 8 厚生省・AIDS調査検討委員会発足 国際ウイルス学会がLAVとHTLV-IIIを同一のものと断定 11. ニューヨーク市で6人の乳幼児がエイズとの報告 1985. 3. イギリスでエイズパニック 22 アメリカ在住のゲイを日本人初のエイズ患者と認定 6. 第1回エイズ国際会議(アトランタ) フランスのボランティア組織『エード』設立 7. 『ライフ』誌が異性間感染を警告したカバーストーリーを掲載 25 俳優ロック・ハドソンがエイズであることを公表 8. 8 感染者ライアン・ホワイトの通学禁止措置に対し連邦地裁に提訴 ロサンゼルスがエイズ患者の差別禁止の条例を可決 CDCが感染児童の学校参加のためのガイドラインを作成 9. エリザベス・テーラーが「全米エイズ研究募金」設立 10. 2 ロック・ハドソンがエイズで死亡 アメリカ軍が入隊者に抗体検査を強制し感染者の入隊を拒絶 トランスアメリカ・オクシデンタル生命保険会社が加入時の検査を義務付 1986. 1. 厚生省・AIDSの感染,発症メカニズム研究班発足 サウジアラビアの労働ビザ申請に陰性証明要求 5. ウイルス分類国際委員会がエイズウイルスをHIVと命名 6. エイズ患者をアメリカでは身体障害者と認定 アメリカ司法省が「エイズ患者は解雇できる」との見解 7. アメリカの俳優ポール・キーナンがエイズに エイズ患者の雇用差別は不当との判決がアメリカで 8. アメリカ合衆国保健社会福祉省がエイズの看護士解雇を非難 9. 『ホノルル・スターブレティン』編集長コッコス氏がエイズを公表 11. フィリピン女性を強制送還 松本エイズパニックへ 12. イギリス連邦がエイズ予防キャンペーンを展開 17 厚生省・AIDS対策専門家会議発足 19 厚生省・AIDS調査検討委員会がエイズサーベイランス委員会と改名 27 東京都エイズ・テレホンサービス開始 1987. 1.17 国内初の女性患者を確認 神戸エイズパニックへ 2. 2 厚生省パンフ「エイズってなあに」発行 5 自民党社会部会のエイズ問題に関する小委員会設置 12 国際AIDS治療カンファレンス(東京) 16 HIV感染の主婦が妊娠と報道 高知エイズパニックへ 17 閣議でエイズ立法の内容説明 感染者に対する処罰も検討 20 自民党エイズ問題対策本部が初会合 24 エイズ対策関係閣僚会議 エイズ対策大綱を決定 27 文部省がエイズ教育推進を通知 3. 1 厚生省エイズ欧米調査団出発 6 エイズ予防法の法案要綱発表 8 自民党エイズ訪米調査団出発 アメリカのイラストレーター・アントニオ・ロペスがエイズで死亡 治療薬AZTが認可 13 厚生省エイズ対策指導者講演会 16 神奈川の献血者の中から初の女性感染者発見と発表 エイズパニックへ 自民党エイズ問題小委員会委員長・大浜方栄氏の 「1人の人権より99人の生存権」発言が『ネイチャー』誌に 27 エイズ政策専門家会議設置 31 エイズ予防法国会提出 4. 9 厚生省・AIDS対策専門家会議がエイズ対策会議に改名 5. 6 エイズ予防財団設立発起人会 アメリカ下院議員マッキーニ氏がエイズで死亡 エイズ報道で遺族が提訴 6. 第3回国際エイズ会議(ワシントン) アメリカへの移民にエイズ検査義務化 7. 2 ワインバーガーNIH長官が来日しエイズ研究の積極的な推進を主張 日本弁護士会がエイズ予防法案の撤回を求める意見書 16 エイズ対策専門家会議が「エイズ研究の基本的推進方策について」報告 8.28 アメリカの感染者の家が不審火で全焼 9. WHOとCDCがエイズ診断基準を改訂 10. 5 AIDS,ATLおよびB型肝炎総合対策国際会議(東京) 11. 全米エイズリーダーシップ協議会創立 18 厚生省・HIV母子垂直感染予防対策検討会発足 12.20 京都でエイズ研究会 1988. 1. エイズ予防に関するロンドン宣言 3. 日常的接触で感染すると主張する『危機-エイズ時代の異性愛行動』で 全米にエイズパニック 4. 国立予防衛生研究所にエイズ研究センター設置 国立病院医療センターにエイズ医療情報センター設置 5. アメリカ厚生省がガイドブックを全世帯に配布 6. 第4回エイズ国際会議(ストックホルム) HIVと人権・情報センター発足 7. 東京都がエイズ専門相談員制度を発足 アメリカ連邦裁判所が感染者に対する差別禁止を規定 12. 1 WHOが「世界エイズ・デー」を提唱 アメリカのテレビキャスター・マックス・ロビンソンがエイズで死亡 「後天性免疫不全症候群の予防に関する法律(エイズ予防法)」成立 1989. 2. エイズ・アクション設立 3. 9 写真家ロバート・メイプルソープがエイズで死亡 4. アメリカ入管当局がオランダ人感染者を収監 5. 元WBAライト級チャンピオン・エスタバン・デ・ヘススがエイズで死亡 6. 第5回エイズ国際会議(モントリオール) 10. FDAがエイズ治療薬ddIを認可 1990. 2.16 アメリカの画家キース・ヘリングがエイズで死亡 5. わが国初の母子感染例報告 11.10 メモリアル・キルト・ジャパン発足 24 AIDS&Society研究会議結成 12. 1 ビジュアル・エイズ・TOKYO が初会合 1991. 5. バーバラらアメリカの2人の感染者が来日 6. 第6回エイズ国際会議(フィレンツェ) 16 赤瀬範保さん死去 9. 石田吉明さんが感染者として名乗り出る 25 国家エイズ委員会が『エイズとともに生きるアメリカ』報告書を提出 26 キンバリー・バーガリスが歯科医から感染させられたと証言 10. 平田豊さんが感染者として名乗り出る 11. 7 プロバスケットボールのマジック・ジョンソンが感染を発表 24 ロックグループ『クイーン』のフレディー・マーキュリーがエイズで死亡 1992. 1.17 HIVと人権・情報センターの広瀬氏がホームから線路に突き飛ばされる 2.13 厚生省公衆衛生審議会伝染予防部会にエイズ対策委員会設置 ただし、患者,感染者,ボランティアを参加させず 3.19 エイズ対策閣僚会議 エイズ問題総合対策大綱を改正 7. アーサー・アッシュがエイズを公表 26 エイズを含む「障害を持つアメリカ人法」(ADA)施行 9.12 俳優アンソニー・パーキンスがエイズで死亡 12. 感染を理由に不当解雇された会社員が東京地裁に提訴 1993. 1. 6 バレエダンサー・ルドルフ・ヌレエフがエイズで死亡 2. 6 プロテニスプレーヤー・アーサー・アッシュがエイズで死亡